講師の永井先生より、受講される皆さんにメッセージをいただきました!
長年実践してきた感覚統合療法の見方で子どもを理解することで、お互いにストレスの少ない、
より発達に寄与できる支援の方法を具体的に探ります。
特に、自閉症やADHDの子どもさん達に見られる感覚過敏や不器用に起因する「問題」を
的確に理解することで、心理的な二次障害を防ぎ、子どもの生き生きとした活動を取り戻すことに
つながれば、と考えています。
《 講師 プロフィール 》
永井洋一氏(新潟医療福祉大学医療技術学部作業療法学科 准教授)
新潟県上越市出身
1976年 広島大学教育学部卒業
養護学校・盲学校講師などを約4年間経験した後
1980年 国立犀潟(さいがた)リハビリテーション学院作業療法学科入学
1983年 同校を卒業し、国立犀潟病院に作業療法士として勤務
障害児リハビリテーションの臨床活動に従事
1984年 国立犀潟リハビリテーション学院の教官を兼務
日本感覚統合障害研究会感覚統合療法認定講習会 インストラクター
1988~1990年 米国コロラド州立大学大学院修士課程に留学、科学修士取得
1991年 国立犀潟リハビリテーション学院 作業療法学科教育主事
日本感覚統合障害研究会 常務理事
1997年 日本感覚統合障害研究会感覚統合療法認定講習会 講師
1998年 北海道立札幌医科大学保健医療学部作業療法学科 講師
日本感覚統合障害研究会 事務局長
2001年 現職
2005年 新潟医療福祉大学大学院保健学専攻作業療法学分野 准教授(兼務)
2006年 第24回日本感覚統合学会研究大会大会長(12/2,3 新潟医療福祉大学)
日本発達障害ネットワーク協議委員
(社)日本作業療法士協会養成教育部:学校教育水準検討委員会委員長(~2009年6月)
2007年 新潟市特別支援教育支援センター専門委員
厚生労働省医道審議会専門委員(PTOT分科委員:~2009年10月)
著書
【分担執筆】
・『感覚統合Q&A~子どもの理解と援助のために』協同医書出版社.1998
・『LD児の教育支援』保育出版.1999
・『作業療法学全書第2巻 基礎作業学(第2版)』協同医書出版社.1999
・『作業療法学全書第6巻 発達障害(第2版)』協同医書出版社.1999
・『標準作業療法学 専門分野 第2巻 研究方法』医学書院.2005 他
・『作業療法学全書第6巻 発達障害(第3版)』協同医書出版社.2010
【分担翻訳】
・ゼムケ/クラーク編著(佐藤剛監訳)『作業科学』三輪書店.1999
・パンディ、レイン、マレー編著(小西、土田監訳)『感覚統合とその実践(第2版)』協同医書出版.2006