栗巣が亡くなって四十九日 
早いものですね・・・  
 
生命が肉体を去ったあとの四十九日間は 
次の生に生まれ変わる大切なときだそうで  
きょうがその最後の日 
 
 
桃太は夜中に遺影の前に座っていたり   
お留守番用の栗巣のゲージでくつろいでいたり   
なにかに向かって訴えるようにクンクン鳴いていたり 
 時々栗巣とお話してるのかなって感じでしたし   
 
パパちは足音を聞いたり、車とエレベーターで 
うちで焚いているラベンダーの線香のにおいや 
飾ってるお花の香りがすると言っていましたが 
わたしは初七日の日以来、一度も・・・
  「栗巣がきっとそう決めたんだ」ってパパちは言います。  
 姿をみせたりメッセージを送らない 
そうすることがわたしのためなんだって
栗巣はきっとそう思っている、って。  
わたしにしてみれば 
もう二度と会えないのなら 
最後に一度だけでもいいから栗巣を感じたい 
そう思っていました。  
でも、もし感じてしまったら 
少しずつ泣く時間が少なくなってきたわたしが 
また崩れてしまうと栗巣は思ったのかな、、 
きっとそうだね。 
そうだよね、栗巣    
 
 栗巣がいてくれたことに感謝して 
来世での幸せを願っているよ  
栗巣ありがとう 
愛してる